BIOSしか表示されない・「No Boot Device」が表示される|PC不具合解消マニュアル#004
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症状
原因候補(発生頻度順)
確認方法
① BIOSでSSD・HDDを認識しているか確認
- Storage
- NVMe Configuration
- SATA Information
などを確認
認識している
認識していない
② Boot順位確認
起動順位1位が「Windows Boot Manager」または「SSD」になっているか確認
違う
→修正
改善した
→終了
改善しない
③ Windows Boot Managerが表示されるか
Boot一覧に「Windows Boot Manager」が存在するか確認
存在する
存在しない
④ 起動修復
STEP
WindowsインストールUSB
STEP
コンピューターを修復する
STEP
スタートアップ修復
2~3回試す
改善した
→終了
改善しない
⑤ SSD・HDD接続確認
デスクトップ
- SATAケーブル
- 電源ケーブル
ノートPC
- SSD固定状態
- M.2 SSDの差し込み
改善した
→終了
改善しない
⑥ SSD故障確認
「CrystalDiskInfo」または別PCへ接続
BIOSでも認識しない
→SSD故障の可能性
認識する
※認識する場合は、ファイルのコピペ・リネームを試す。失敗する場合はSSD故障の可能性
⑦ BIOS設定確認
確認項目
- UEFI
- Legacy(CSM)
- Secure Boot
- SATA Mode(AHCI/RAID)
Windowsインストール時と異なる設定になっていないか確認
改善した
→終了
改善しない
⑧ CMOS電池確認
以下の症状がある場合
- 日時が毎回リセットされる
- BIOS設定が毎回初期化される
↓
CMOS電池を交換する
改善した
→終了
改善しない
⑨ Boot領域修復
STEP
Windows回復環境
STEP
コマンドプロンプト
STEP
コマンドを入力
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /scanos
bootrec /rebuildbcd
※UEFI環境では bootrec /fixboot が失敗する場合があるため、その場合は bcdboot によるEFIブート領域の再作成を検討する。
改善した
→終了
改善しない
⑩ Windows再インストール
※OSの再インストールを試す前に「システムの復元」や「更新プログラムの削除」で改善するかを念のため試す。Boot領域が壊れている場合は失敗することもある。
STEP
USBメモリから起動する
STEP
再インストールを実行
USBメモリから起動した場合は「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」ことはできないので、必ずバックアップをとる
改善した
→終了(バックアップデータを戻す、アプリを再インストールする)
改善しない
⑪ SSD交換
STEP
「SSD故障」でほぼ間違いない
データを抜き出せる場合はバックアップする
STEP
新品SSDへ交換
STEP
Windows再インストール
USBメモリから起動し、新規インストール→初期設定
解決方法
| 原因 | 解決方法 |
|---|---|
| Boot順位変更 | Windows Boot Managerを1位に設定 |
| SATAケーブル | 抜き差し・交換 |
| M.2 SSD | 再装着 |
| SSD故障 | SSD交換 |
| BIOS初期化 | 設定修正・CMOS電池交換 |
| Boot領域破損 | スタートアップ修復・bootrec・bcdboot |
| Windows破損 | 修復インストール |
| マザーボード | 修理・交換 |
次に進む条件
Windowsが正常起動した
→ 症状終了
メーカーのロゴで止まる
→ 起動画面で止まる・自動修復ループ|PC不具合解消マニュアル#005
ブルースクリーンになる
→ ブルースクリーン(BSOD)が発生する|PC不具合解消マニュアル#009
SSDを認識しない
→ SSD・HDDの故障が疑われる|PC不具合解消マニュアル#023
BIOS画面も表示されない
→ 画面が映らない|PC不具合解消マニュアル#002
サポート担当者向けメモ
- 「Windows Boot Manager」が起動順位の1位であることを確認する。UEFI環境では、SSD自体ではなく「Windows Boot Manager」が起動対象になることが一般的。
- CMOS電池切れでは、日時のリセットやBIOS設定の初期化を伴うことが多い。
- SSDがBIOSで認識されない場合は、Windowsの修復よりも先に、接続状態やSSD本体の故障を疑う。
- 修復コマンドは、Windowsのインストール方式(UEFI/GPTかLegacy/MBRか)によって有効な方法が異なるため、環境を確認してから実施する。
※上記操作が原因で不具合が起こっても責任は一切負いませんので、自己責任の範囲内でお試しください。
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