メモリ(RAM)の故障が疑われる|PC不具合解消マニュアル#024

この記事はプロモーションが含まれています。

症状

  • ブルースクリーンが頻発する
  • Windowsがフリーズする
  • 勝手に再起動する
  • 起動途中で止まる
  • メーカーのロゴ画面で止まる
  • ビープ音が鳴って起動しない
  • アプリが頻繁に異常終了する

※ブルースクリーンが発生する場合はブルースクリーン(BSOD)が発生する|PC不具合解消マニュアル#009も参照。


原因候補(発生頻度順)

  • メモリモジュールの故障
  • メモリの接触不良
  • メモリスロットの故障
  • XMP/EXPO設定の不安定化
  • オーバークロック
  • CPUメモリコントローラー異常
  • マザーボード故障

確認方法

① 発生症状確認

代表例

  • MEMORY_MANAGEMENT
  • IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
  • PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA

などのStop Code確認


② メモリ再装着

電源OFF

電源ケーブル取り外し

メモリ取り外し

端子確認

再装着

改善した

→接触不良

改善しない


③ メモリ1枚ずつ確認

複数枚搭載の場合

1枚だけ装着

起動

すべて実施

故障メモリ判明

→交換

改善しない


④ スロット変更

同じメモリ

別スロット

改善した

→スロット異常

改善しない


⑤ Windowsメモリ診断

「Windows メモリ診断」

再起動

エラーあり

→交換

エラーなし


MemTest86

MemTest86(4パス以上実施推奨)

エラーあり

→交換

エラーなし


⑦ BIOS確認

確認項目

  • XMP無効
  • EXPO無効
  • メモリクロックAuto

改善した

→設定起因

改善しない


⑧ 正常メモリ確認

正常品メモリへ交換

改善した

→メモリ故障

改善しない


⑨ マザーボード確認

正常メモリでも異常

  • マザーボード
  • CPU

確認


解決方法

原因解決方法
メモリ故障交換
接触不良再装着
スロット故障別スロット使用・修理
XMP・EXPO無効化・設定見直し
オーバークロック定格動作へ戻す
マザーボード修理・交換
CPUメモリコントローラーCPU交換・修理

次に進む条件

正常起動した
→ 症状終了

ブルースクリーンが続く
ブルースクリーン(BSOD)が発生する|PC不具合解消マニュアル#009

Windowsが起動しない
Windowsが起動しない|PC不具合解消マニュアル#006

電源がすぐ切れる
電源がすぐ切れる・突然落ちる|PC不具合解消マニュアル#003


サポート担当者向けメモ

  • 最も有効な切り分けは「1枚ずつ・スロットを変えて試す」こと。短時間でメモリ本体かスロットかを判別できる。
  • Windowsメモリ診断で異常が出なくても故障を否定できない。 疑わしい場合は MemTest86を4パス以上実行して確認する。
  • XMP/EXPO有効時だけ不安定な場合は、定格設定に戻して再現性を確認する。
  • MEMORY_MANAGEMENTPAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA はメモリ以外にストレージやドライバーが原因となる場合もあるため、Stop Codeだけで故障を断定しない。
  • DDR5ではメモリトレーニングにより初回起動が通常より長くなることがあるため、故障と誤認しないよう注意する。
※上記操作が原因で不具合が起こっても責任は一切負いませんので、自己責任の範囲内でお試しください。

おすすめリンク