BitLocker回復キーを求められる|PC不具合解消マニュアル#034

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症状

  • 起動時に「BitLocker回復キーを入力してください」と表示される
  • Windowsが起動しない
  • 回復キーが分からない
  • BIOS更新後に突然表示された
  • TPM関連の変更後に表示された
  • SSDを別PCへ接続するとロックされる

※Windows自体が起動しない場合はWindowsが起動しない|PC不具合解消マニュアル#006も参照。


原因候補(発生頻度順)

  • BIOS・UEFI設定変更
  • TPM設定変更・初期化
  • BIOSアップデート
  • マザーボード交換
  • SSDの取り外し・接続変更
  • BitLocker正常動作
  • 回復キー未保存
  • ストレージ暗号化の設定変更

確認方法

① BitLocker画面確認

確認項目

  • 回復キーID
  • 回復キー要求画面

表示確認


② 回復キー保管場所確認

確認場所

  • Microsoftアカウント
  • 印刷
  • USBメモリ
  • 社内管理システム
  • Active Directory
  • Microsoft Entra ID(旧Azure AD)

見つかった

見つからない


③ 回復キー入力

48桁キー入力

起動した

改善しない

→キー入力間違い確認


④ 最近の変更確認

確認項目

  • BIOS更新
  • TPM初期化
  • Secure Boot変更
  • SSD交換
  • マザーボード交換

変更あり

変更なし


⑤ BIOS設定確認

確認項目

  • TPM
  • Secure Boot
  • UEFI
  • CSM

元へ戻す

改善した

→終了

改善しない


⑥ BitLocker状態確認

管理者でコマンドプロンプト

manage-bde -status

状態確認

正常

異常

→BitLocker設定確認


⑦ 保護再開

必要に応じて

manage-bde -protectors -enable C:

または

BitLocker設定画面で保護を再開

終了


⑧ 回復キーが見つからない

  • Microsoftアカウント
  • 管理者
  • 社内管理者

確認

見つからない

データ復旧不可

Windows再インストール


解決方法

原因解決方法
BIOS変更元の設定へ戻す
TPM変更TPM設定修正
BIOS更新回復キー入力後に再設定
SSD交換回復キー入力
回復キー紛失保存場所確認
BitLocker設定保護再開

次に進む条件

Windowsが起動した
→ 症状終了

Windowsが起動しない
Windowsが起動しない|PC不具合解消マニュアル#006

BIOS設定を変更した
BIOS・UEFIの設定異常|PC不具合解消マニュアル#029

SSDを認識しない
SSD・HDDの故障が疑われる|PC不具合解消マニュアル#023


サポート担当者向けメモ

  • BitLocker回復キーの要求は、BitLockerが正常に保護機能を動作させている結果であり、故障を意味するものではない。
  • 回復キーは通常、Microsoftアカウント、Active Directory、Microsoft Entra ID(旧Azure AD)、USBメモリー、印刷などに保存されている可能性がある。
  • BIOS更新、TPM初期化、Secure Boot設定変更、マザーボード交換などにより、BitLockerが環境変更を検知して回復キーを要求することがある。
  • manage-bde -status でBitLockerの状態を確認できる。
  • 48桁の回復キーが入手できない場合、BitLockerで暗号化されたデータを復号する方法は基本的にないため、Windowsの再インストールが必要になる場合がある。
※上記操作が原因で不具合が起こっても責任は一切負いませんので、自己責任の範囲内でお試しください。

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