Windows 11 KB5121003でゲームがクラッシュする問題 Microsoftが回避策を公開

Windows 11の8月のセキュリティ更新プログラム「KB5121003」について、特定のゲームが起動できない、突然終了するなどの問題が確認されています。Microsoftはレジストリを使った一時的な回避策を公開しました。
対象はWindows 11 24H2と25H2です。

どのような症状が発生する?
Microsoftによると、現在報告されている症状は次のとおりです。
現在、Microsoftのページで具体的に名前が挙げられているゲームは「ARC Raiders」「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」「THE FINALS」です。
原因については、RGB照明機能を持つ周辺機器や内部コンポーネントに関連するドライバー・ソフトウェアが調査対象となっています。
Microsoftは、inpoutx64 に似た名前のドライバーやコードコンポーネントがインストールされている環境で、ゲームを起動すると問題が発生する可能性があると説明しています。
Microsoftがレジストリによる回避策を公開
Microsoftは、KB5121003の適用後に一部のゲームがフリーズしたり突然終了したりする問題について、一時的な回避策を公開しました。
今回新しく追加されたのが、inpoutx64 ドライバーを一時的に無効化する方法です。
ただし、レジストリを変更するため、Microsoftも事前にバックアップするよう注意しています。
8月28日追記(重要):
Microsoftは問題の原因とみられる「inpoutx64」ドライバーをWindows側で自動的にブロックする対策を開始しました。一般のPCでは自動的に適用されるため、ユーザーは以下の手順でレジストリを変更する必要はありません。(自動対策が適用されないPC向けに内容は残しておきますが、以下の手順は基本的に無視して大丈夫です。)
回避策の手順(※自動対策が適用されないPC向け)
1.「スタート」を開き、regedit と入力して「レジストリ エディター」を起動します。
2.次の場所を開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\inpoutx64
3.右側にある「Start」をダブルクリックし、「値のデータ」を 4 に変更します。
4.変更後、PCを再起動します。
この操作によって inpoutx64 ドライバーが無効化されます。
ただし、RGB機器のライティング機能や、それを制御するソフトウェアが正常に動作しなくなる可能性があります。
すべてのPCで設定する必要はない
今回の回避策は、KB5121003をインストールしたすべてのユーザーが実行すべきものではありません。
ゲームを利用しておらず、特に問題も発生していないPCで、予防目的にレジストリを変更する必要はありません。
また、Microsoftは現在も原因を調査中で、修正版はまだ公開していません。
まとめ
KB5121003では、特定のゲームがクラッシュしたり、PCが突然再起動したりする問題が確認されています。Microsoftはに、inpoutx64 ドライバーをレジストリから一時的に無効化する回避策を公開しました。
ただし、RGB機能に影響する可能性があるため、問題が発生していないPCまで設定を変更する必要はありません。
今後、Microsoftから正式な修正版が公開されるかどうかにも注目したいところです。
※本ページに記載の操作によって生じた不具合や障害(症状の悪化を含む)について、当方では一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承の上、ご自身の責任においてお試しください。
おすすめリンク




