Windows 11 26H2既知の不具合情報まとめ|家庭用PCへの影響は?

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Windows 11 26H2既知の不具合情報まとめ|家庭用PCへの影響は?

2026年9月29日に一般提供が始まった「Windows 11 26H2」ですが、更新前に気になる不具合情報について確認しました。

Microsoft公式の「既知の問題」ページ(9月29日更新)によると、現在報告されている不具合は計3件です。3件ともにステータスはすべて「軽減」となっています。

💡 「軽減」ステータスについて
ここでいう「軽減」とは完全な修正(バグ解消)ではなく、「影響や被害が最小限に抑えられている状態」を指します。根本的な解決は今後の更新プログラムを待つ必要があります。

2026年10月3日追記
Microsoftより新たな不具合が1件追加され、既知の不具合は計4件になりました。ステータスは「確認済」です。こちらも今後のアップデートによって修正される予定になっています。

不具合の概要

問題主な対象家庭用PCへの影響
USBオーディオ機器が動かないUSB Audio Class 1.0対応機器関係する可能性あり
ドメインとの信頼関係が失われる企業のPC(AD、Credential Guard利用)ほぼなし
サインイン後に黒い画面になる仮想デスクトップ(AVD + FSLogix)ほぼなし

2026年10月3日追記
Microsoftより以下の新たな不具合が発表されました。

問題主な対象家庭用PCへの関係
AC-3音声使用アプリが強制終了する旧型デコーダーを使う一部メディアアプリやゲーム関係する可能性あり

1. USBオーディオ機器から音が出ない(家庭でも要注意)

USB Audio Class 1.0に対応した一部のオーディオ機器で、以下のような症状が発生する可能性があります。

  • デバイスマネージャーに「Code 10」(このデバイスを開始できません)と表示される
  • 音が出ない、またはマルチチャンネル音声が使えない
  • 音量調整が反応しない(または音量が0のまま固定される)
  • サウンドの設定画面がフリーズ・応答なしになる

この問題は「USB Audio Class 1.0」を採用している機器限定で発生します。古い機器だけでなく、比較的新しいモデルでもこの規格を使っている場合は影響を受ける可能性があります。

なお、この現象はWindows 10や24H2、25H2などでも以前から報告されており、必ずしも26H2への更新が直接の原因とは限りません。

Microsoftは今後のWindows Update等で修正対応を行うとしています。USBヘッドセットやUSB DAC(オーディオインターフェース等)をお使いの方は、アップデート後に正常に音が出るか確認しておくと安心です。

2. 「ドメインの信頼関係に失敗」が出る(企業向け)

企業用のPCで26H2に更新後に、正しいログイン情報でも「ドメインの信頼関係に失敗しました」と表示され、サインインできなくなる症状が報告されています。

原因は「Machine Identity Isolation」というセキュリティ機能です。この機能は Windows Server 2025 以降 を前提とするため、古いサーバーを使用している環境でPC側の設定だけが有効化された場合に問題が発生するとのことです。

対処法は、Intune・グループポリシー・レジストリなどから該当設定を無効化することです。なお、個人用PCで発生する心配はありません。

3. サインイン後に黒い画面になる(AVD環境向け)

Azure Virtual Desktop(AVD)でプロファイル管理ツール「FSLogix」を使用している環境において、サインイン後に画面が黒いまま(黒画面)になり、デスクトップが自動表示されない不具合が報告されています。

特に既存のユーザープロファイルで発生しやすい傾向があり、イベントログにはexplorer.exeのクラッシュが記録されます。

一時的な回避策として、Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを起動し、「新しいタスクの実行」からexplorer.exeを手動実行することでデスクトップを表示可能になります。

なお、この問題は仮想デスクトップ環境限定の事象であり、一般的な家庭用PCで発生する心配はありません。

4. 一部のアプリで音声を再生すると突然終了する(10月3日追記)

2026年9月22日に配信された更新プログラム(KB5124010以降)を適用した環境で、「AC-3(Dolby Digital)」形式の音声デコードを必要とするアプリが突然終了・クラッシュする不具合が確認されています。

  • 主な症状: アプリが起動しない、または音楽再生などの特定機能を実行した際に警告なしで突然終了する。
  • 対象アプリ: Windows組み込みの旧型オーディオデコーダーに依存している一部のメディアプレーヤー、ゲーム、業務アプリなど。
  • 影響が少ないケース: 独自のオーディオデコード機能を内蔵している最新アプリでは、この問題は発生しません。

本件は26H2だけでなく、25H2や24H2の環境でも発生します。Microsoftは今後の更新プログラムで修正対応を行う予定です。

26H2にメジャーアップデートするべき?

大前提として、無理に更新を急ぐ必要はありません。

現在のバージョン(24H2 / 25H2など)で問題なく動作しているのであれば、しばらく様子を見てからアップデートするのが最も確実で安心な選択肢です。

その上で、もし早めのアップデートを検討する場合は、以下のポイントに注意してください。

1. 個人用PCで事前に確認すべきポイント

家庭用の個人PCであれば、注意すべきは主に「USBオーディオ機器(ヘッドセットやDACなど)の動作」や「一部ゲーム・メディアプレーヤーでの音声再生トラブル(10/3追記)」程度です。前述した企業向け機能や仮想デスクトップ環境で発生しているトラブルについては、個人使用であれば気にする必要はありません。

2. 26H2は段階的に配信されています

26H2は一斉配信ではなく、環境に合わせて段階的に配信されています。まだ画面に更新通知が来ていない場合でも、焦らず配信が届くのを待ちましょう。

3. トラブルが起きたときの考え方

アップデート後に万が一動作が不安定になった場合でも、26H2自体が原因とは限りません。古いドライバーの不整合、周辺機器の互換性、サードパーティ製アプリの影響などが原因になっているケースも多いため、落ち着いてドライバーの更新等をお試しください。

まとめ

急いで導入する理由(新機能の利用など)が特にない場合は、自動配信で通知が届くまで焦らず待つことをおすすめします。

24H2(Home/Pro)をお使いの方

Windows 11 24H2(Home / Pro)は、2026年10月13日にサポートが終了します。

Microsoftが推奨している移行先は 25H2 です。トラブルを避けるためにも、なるべく早めに新バージョンへの移行を検討しましょう。

Windows11バージョンサポート終了予定日
Windows 11 (Version 26H2)2028年10月10日
Windows 11 (Version 25H2)2027年10月12日
Windows 11 (Version 24H2)2026年10月13日
Windows 11 (Version 23H2)2025年11月11日
Windows 11 (Version 22H2)2024年10月8日
Windows 11 (Version 21H2)2023年10月10日
本記事の情報は 2026年10月1日時点のMicrosoft公式発表に基づいています。今後のアップデートや仕様変更により、内容が変更される場合があります。

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